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人工知能はナイチンゲールの夢を見るか?(ナイチンゲールの越境9・テクノロジー)◉ 服部桂ほか
¥1,600
「次世代のケア」への道を探る〜ナイチンゲール×テクノロジー シリーズ名:ナイチンゲールの越境 09・テクノロジー 書名:「人工知能はナイチンゲールの夢を見るか?」 著者:服部桂、宮川祥子、青山一真、石黒 浩、神原咲子、熊﨑博一、山海嘉之、為末大、水流聡子、ドミニク・チェン、尾藤誠司、三宅陽一郎、吉川雄一郎、吉藤オリィ 著 出版年:2022年 初刷 出版社:日本看護協会出版会 状態:大きなダメージはなく良好 〜 ・ 〜 ・ 〜 ・ 〜 ・ 〜 ナイチンゲールが活躍した時代のイギリスでは、産業革命を経た近代化でそれまでの生活や価値観が大きく変わり始めていた。個別の手仕事を巨大な機械が肩代わりし、石炭エネルギーで走る蒸気機関車が大量の人とモノを高速に運ぶようになると、都市の過密化や経済格差による過重労働が人々の健康に深刻な影響をもたらした。ナイチンゲールが戦地で看護した兵士たちはまさにそうした市民だった。 第四次産業革命と呼ばれる現代社会も、情報通信とAIなどの劇的な進化が私たちの暮らしを根本から変えようとしている。本書ではナイチンゲールの思想・行動と当時の技術革新による社会変容の関連を検証し、現在の最先端テクノロジーが導く未来のケアの行方を探る。 【主な内容】 第一章 ケアの変容を促すテクノロジー 世界のリアルに迫る、次世代のナイチンゲール(服部 桂) テクノピアサポートで進化する看護と介護(山海嘉之) 存在し、関係し合うためのテクノロジー(吉藤オリィ) ロボットはどれくらい「人間らしく」あるべきか(熊崎博一・吉川雄一郎・石黒浩) VR技術が導く、触れること・感じることの未来(青山一真) ナイチンゲールの理念とつながる「減災」とテクノロジー(神原咲子) 第二章 ケアの未来に向けて ナイチンゲールは科学を駆使する社会起業家だった(宮川祥子) ナイチンゲールがやり遂げたかったこと(水流聡子) 拡張する身体〜ヴァルネラビリティとスポーツ科学(為末大) 物語の未来を取り戻す〜ゲームの世界とケア(三宅陽一郎) 「感情端末」としての医療プロフェッショナル(尾藤誠司) ケアという関係性の未来(ドミニク・チェン)
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創造られたヒロイン、ナイチンゲールの虚像と実像(ナイチンゲールの越境7・伝記)◉ 中島俊郎ほか
¥1,500
“聖女” “天使” から “烈女” へ〜ナイチンゲール×伝記 シリーズ名:ナイチンゲールの越境 07・伝記 書名:「創造られたヒロイン、ナイチンゲールの虚像と実像」 著者:中島俊郎、松野修、山﨑麻由美、山中千恵、けいろー、岩田恵里子、加納佳代子、宮本眞巳 著 出版年:2022年 初刷 出版社:日本看護協会出版会 状態:ほぼ新品 〜 ・ 〜 ・ 〜 ・ 〜 ・ 〜 「聖女」「天使」か? 「烈女」「闘士」か? ナイチンゲールの実像に迫る! フローレンス・ナイチンゲールといえば「戦場で瀕死の兵士を看病した看護師」であり、「白衣の天使」「ランプを持ったレディ」という定番イメージがあります。しかし伝記に描かれたナイチンゲール像は時代とともに変化してきました。かつては「聖母」「女らしい優しさ」「献身」「博愛」など、社会規範・ジェンダー規範のお手本とされてきた彼女は、やがて「自立した女性」「行動家」「信念の人」へと、そして目的のためには手段をいとわない「戦う烈女」へと変貌を遂げたのです。 本書では古今東西の大人向け・子ども向け伝記、サブカルチャーなどを通して、ナイチンゲールの虚像と実像について考察します。 【主な内容】 フローレンス・ナイチンゲールと伝記……中島俊郎 ナイチンゲールはなぜ看護の道を選んだのか─明治~昭和初期のナイチンゲール伝の記述から……松野修 伝記に描かれたナイチンゲール像─昭和初期から戦後まで……山﨑麻由美 ヒロインの条件─子ども向け学習マンガに描かれたナイチンゲール像の変遷……山中千恵 “狂戦士"ナイチンゲール、現る─マンガやゲームに描かれる現代のナイチンゲール像……けいろー 創作講談でナイチンゲールを「人びとのために戦う烈女」として語る……加納佳代子 [創作講談]烈女フローレンス・ナイチンゲールから今に引き継がれる看護……加納塩梅 子ども向け伝記『ナイチンゲール』への取り組みを振り返る中で見えてきたこと……宮本眞巳 [子ども向け伝記]ナイチンゲール──たくましく美しく看護の道をひらいた人……宮本真巳 [コラム]ナイチンゲール誓詞に違和感を覚えますか?
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ナイチンゲール、神の僕となり行動する(ナイチンゲール の越境5・宗教)◉ 徳永 哲ほか著
¥1,200
17歳のとき、〈神〉の声を聞いた〜ナイチンゲール×信仰 シリーズ名:ナイチンゲールの越境 05・宗教 書名:「ナイチンゲール、神の僕となり行動する」 著者:徳永哲・平尾真智子・佐々木秀美・野口理恵・眞壁伍郎・大北全俊・伊藤幸史 出版年:2021年10月 初刷 出版社:日本看護協会出版会 状態:目立つダメージなし 〜 ・ 〜 ・ 〜 ・ 〜 ・ 〜 〜神の召命を受けたナイチンゲールがとった行動とは〜 ナイチンゲールにとって〈神〉とは、「祈り」の対象ではなく、貧しい人びとを救済する善意に基づく「行為」の内に存在するものでした。「神の僕として、貧しい人びとの救済のために行動する」──これこそ、17歳のときに〈神〉の声を聞いた彼女が人生を捧げたものだったのです。 特定の宗派に属さず「善きサマリア人」派だったナイチンゲールの宗教観に迫ります。 【主な内容】 フローレンス・ナイチンゲールと信仰─宗派の壁を越えて近代看護の確立へ……徳永 哲 クリミア看護婦人団の宗教的背景……平尾真智子 ナイチンゲールの宗教観─神秘主義の影響とアーサー・H・クラフとのかかわりを手がかりに……佐々木秀美 フランスの愛徳姉妹会とナイチンゲール……野口理恵 朝の思いを大切に─カイザースヴェルト「母の家」に学ぶ……眞壁伍郎 法則に向ける眼差し─『思索への示唆/真理の探究』から読み解く思想……大北全俊 [コラム] 19世紀イギリスの宗教事情─イングランド国教会とオックスフォード運動……平尾真智子 聖ヨハネ看護修女会の奉仕活動……平尾真智子 人の心を支える「食」……伊藤幸史
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ナイチンゲールはなぜ戦地クリミアに赴いたのか(ナイチンゲール の越境6・戦争)◉玉井史絵ほか著
¥1,400
戦地で見た大英帝国軍の惨状〜ナイチンゲール×クリミア戦争 シリーズ名:ナイチンゲールの越境 06・戦争 書名:「ナイチンゲールはなぜ戦地クリミア に赴いたのか」 著者:玉井史絵・石川一洋・森田由利子・杉浦裕子・丸山健夫・小宮彩加・中島俊郎・大田垣裕子・金沢美知子 出版年:2022年2月 初刷 出版社:日本看護協会出版会 状態:目立つダメージなし 〜 ・ 〜 ・ 〜 ・ 〜 ・ 〜 〜あなたたちをクリミアの墓に残したまま帰ってしまった、とても悪い母だった〜 歴史上初の「世論」が戦局を左右した戦争と言われているクリミア戦争。遠く離れた本国の人が新聞報道で戦地の状況を知り、それに対する意見を述べ、それが大きな世論となって政局を動かすこともありました。 悲惨極まりない戦地の病院で負傷兵の看護に邁進したナイチンゲールを、人々は「クリミアの天使」と崇めましたが、本人は、多くの兵士を死なせてしまったことに深い自責の念を抱いていたのです。 本書は、クリミア戦争でのナイチンゲールの活躍だけでなく、当時の政治・社会・経済・文化的背景など様々な側面に焦点を当てて考察した本です。 【主な内容】 クリミア戦争はどのような戦争だったのか……玉井史絵 ナイチンゲールはなぜ戦地に赴いたのか─そのまなざしを追って……森田由利子 「ランプを持つ貴婦人」の誕生……杉浦裕子 時を超えるナイチンゲールのメッセージ─ヴィクトリア女王勅撰委員会報告……丸山健夫 「タイムズ」紙と戦争ジャーナリズム……小宮彩加 アレクシス・ソイヤーとナイチンゲール─フランス人シェフによる戦地の食事改善……中島俊郎 もう一人のクリミアの天使─メアリー・シーコール……大田垣裕子 クリミア戦争とトルストイ─作家という残酷な生き物……金沢美知子 [コラム]クリミア半島─共存と争いの歴史……石川一洋
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ナイチンゲール病棟はなぜ日本で流行らなかったのか(ナイチンゲールの越境1・建築)● 長澤 泰ほか
¥1,000
シリーズ名:ナイチンゲールの越境 01・建築 書名:「ナイチンゲール病棟はなぜ日本で流行らなかったのか」 著者:長澤 泰、西村かおる、芳賀佐和子、辻野純徳、尹 世遠 著 出版年:2020年 初刷 出版社:日本看護協会出版会 状態:ほぼ新品 〜 ・ 〜 ・ 〜 ・ 〜 ・ 〜 病院が備えるべき第一条件は病院建築が患者に害を与えないこと──ナイチンゲールが理想とした病院建築はどのようなものか。病院建築・歴史研究の第一人者である建築家と看護師が追求しました。